災害級の暑さに、室内から挑む。空きテナントを「泡の遊び場」へ魔改造するまで
「暑すぎて、外で遊ばせられない」
そんな声が、今年はもう特別な話ではなくなりました。だったら、夏の遊びを室内へ持ってこよう。メイカーズピアの空いていたテナントを、泡とミスト、ふわふわ遊具で遊べる場所へ“魔改造”することにしました。
こうして生まれたのが、子ども向け室内あそび場「あわあわふわふわランド」です。

空きテナントを、夏に負けない遊び場へ
何もなかった店内に、ふわふわ遊具を運び込み、照明を組み、泡マシンと大型ファンを設置。水をためたプールではなく、室内で泡と涼しいミストを楽しめる空間に仕上げました。
完成形だけを見ると楽しそうですが、そこに至るまでの店内は、脚立、ケーブル、機材ケース、床材が入り乱れる工事現場。スタッフ総出で、ひとつずつ形にしていきました。

泡が出る場所は、足元からやさしく
泡が出るエリアの床には、以前メイカーズピアで営業していたキッズパークで使われていた、クッション性のあるふわふわ素材を再利用しています。
泡のある場所は滑りやすくなります。もちろん走らないこと、保護者の方がお子さまから目を離さないことが大前提ですが、もし転んだときにも衝撃をやわらげやすいよう、床から工夫しました。
ここから、社長の“ちょっとうざい話”です
実はアズオンには、長いこと「熱中症と闘ってきた歴史」があります。
暑いイベント会場を少しでも冷ましたい。その思いから開発したのが、何発でも打てるウォーターキャノンでした。大量の水を遠くまで飛ばし、土ぼこりを抑え、会場に涼しい雰囲気をつくる装置です。泡マシンも、そんな夏の現場から生まれたアイテムのひとつでした。
それでも熱中症になる人はいる。そこで次に、熱中症の疑いがある人を見つけるため、サーモグラフィーと大型液晶を組み合わせた検知システムまで開発しました。
ところが、これはまったく売れませんでした。
導入されずに終わるかと思われたシステムが、その後のコロナ禍で発熱者をスクリーニングする仕組みとして活躍。思いがけない形で会社を支えてくれました。何が、いつ役に立つかは本当にわかりません。
それでも、この災害級の暑さには勝てない
水を飛ばしても、ミストを出しても、気温そのものが危険な日には限界があります。
「もう、室内プールをつくるくらいの覚悟でやるしかない」
そんな半分あきらめ、半分本気の発想から、実験的な室内泡体験施設をつくることになりました。プールのように水をためるのではなく、泡とミスト、ふわふわ遊具で、夏らしい非日常を室内に持ち込みます。
遊んだあとは、かき氷でひと休み
同じメイカーズピア内のLION CAMPでは、夏にうれしいかき氷も用意しています。いっぱい遊んで、いっぱい笑って、最後まで涼しい一日にしてもらえたらうれしいです。

OPENを前に、正直な気持ち
ここまでつくっておいて、みなさんが本当に来てくれるかは、まだわかりません。
でも、子どもたちが泡に包まれて笑う姿を想像しながら、スタッフみんなで準備してきました。外で遊ぶには暑すぎる日も、ここなら夏らしい体験ができる。そんな場所になればと思っています。
暑い夏、行き先に迷ったら、ぜひメイカーズピアNo.48へ遊びに来てください。

